マンション売却で儲かった!ポイント7つ|高く売るコツやタイミング

マンション売却Q&A

マンション売却儲かった人は多いの?

☑具体的に儲かる為のポイントは?

☑少しでも高く売るためのコツはあるの?

☑利益が出た時の税金を抑えるためには?

マンション売却時に、買った時よりも得をしたい、儲けができるためのポイントがあれば知りたいのは、みなさん思うところでしょう。

投資目的のマンション売却ではなくても、利益が出れば嬉しいものです。

本記事では、マンションの売却で儲かるポイントや、利益が出た時の税金対策まで解説します。

マンション売却で儲かった人の7つのポイント

マンション売却で儲かった人には、いくつかの共通点があります。

共通点から、少しでも高く売れるポイントが見えてきます。

  • 10年以内に売却する
  • 売値を自分自身でも調べている
  • 高く売りやすい時期に売却をおこなう
  • 販売開始後「売却価格の見直し」をおこなっている
  • 明確な価格基準を決めている
  • 購入希望者に好印象を与えている

10年以内に売却する

マンション売却で儲かった人の多くは、建築後10年以内に売却しています。

10年目は、マンションの修繕費が発生し始める時期です。

マンション全体の大規模修繕は、もちろんのこと、自分自身で修繕しなければならない箇所が目立ち始めるのもこの時期です。

また、10年を境にマンションの価値は急降下する傾向にあります。

マンション売却において、10年以内というのは一つのポイントとなります。

売値を自分自身でも調べている

マンション売却で儲かった人の多くは、あらかじめ自分のマンションのおおよその価値や相場を把握した上で売却活動を始めています。

初めてのマンション売却になると、自分のマンションの価値や相場の事を知っている人は少ないかもしれません。

そのため、不動産会社の査定をそのまま鵜呑みにしてしまい、損をしてしまう可能性もあります。

自分自身でも売値相場を知る方法をご紹介します。

一括査定サイトを使って複数の不動産会社に査定してもらう

マンション一括査定サイトは、複数の不動産会社に一度にマンションの査定を依頼できるサイトです。

一社だけでなく、複数の不動産会社から査定額を比較検討することで、自分のマンションの売却相場を把握しやすくなります。

また、不動産会社によって特徴が様々で、信頼できる不動産会社を見つけるためのツールとしても活用ができます。

参考記事 マンション売却一括査定サイトの有効活用

「レインズマーケットインフォーメーション」などを参考にする

レインズマーケットインフォーメーション」とは、国土交通省が監修する不動産成約価格のデータ情報が無料で閲覧できるサイトです。

地域や最寄り駅からの距離、間取り、築年数等で絞り込みができ、自分のマンションに条件が近い物件の相場を把握することができます。

参考記事 マンション売却の相場の調べ方

高く売りやすい時期に売却をおこなう

マンション売却で儲ける人は、高く売りやすい時期に合わせて売却をおこなっています。

具体的には、2月〜3月の時期にマンションの需要が最も高く、続いて9月頃がねらい目です。

マンションが高く売れやすい時期の売却に合わせて、売却の行動を始めると儲かる可能性は高くなります。

マンション売却には、準備から引き渡しまで思った以上の期間がかかります。

実際の流れと、売却までの期間目安を参考に、動き出しのタイミングを考えましょう。

参考記事 マンションを売却するのにかかる期間はどれぐらい?

販売開始後「売却価格の見直し」をおこなっている

マンションの売却価格は、一回決めて終わりではありません。

購入希望者の申し込みの件数や反応に合わせて、売却価格の見直しをおこなうことでより適正な価格で売却できる可能性があります。

マンションも需要と供給に価格が左右されます。

需要に敏感に反応しながら売却価格を見直すことで、マンション売却で儲かる可能性が高まります。

明確な価格基準を決めている

マンション売却で儲ける人の多くは、「明確な価格基準」を決めている傾向があります。

明確な価格基準を決めていると、どのぐらい値下げをしても大丈夫なのかがわかっているので、むやみな値下げ交渉には応じないようになります。

具体的にマンションの売却価格には、次の3つの基準があります。

  • 売りたい価格
  • 売れやすそうな価格
  • 死守するべき価格

売りたい価格

売りたい価格は、売主が希望する価格です。

この金額で売れれば、十分な儲けが見込める価格ですが、その金額ですんなり売れることは稀です。

売れやすそうな価格

査定額と相場を元に、この価格であればマンションが売れるだろうと見込まれる価格です。

少しでも、価値がついてこの金額を上回れば、儲けが出ます。

死守するべき価格

ローンの返済や諸費用を考えて、この価格を下回ったときには赤字になってしまう価格です。

早期に売りたいがゆえにこの価格を下回る値下げをしてしまうと、儲かるどころか逆に損をしてしまいます。

 

3つの価格基準をあらかじめ決めておくことで、儲けが出るための売却価格を常に把握することができます。

購入希望者に好印象を与えている

内覧に来る購入希望者にしっかりとした対応をおこない好印象を与えることができると、交渉がスムーズに行く傾向があります。

この人からマンションを買いたいと思わせる真摯な態度や、清掃を行き届かせている良好な管理アピールは、マンション自体の価値をあげ、値下げすることなく売却できる可能性を高めます。

参考記事 内覧を成功させるには

マンション売却で少しでも高く売るコツ

おすすめ

マンション売却において少しでも高く売るためには、信頼できる不動産会社に出会って、タッグを組んで売却活動を行うことが重要です。

なぜなら、マンション売却活動の多くの部分を不動産会社が担ってくれるからです。

売却価格の提案から宣伝販売活動・販売タイミングの調整や買主との最終価格交渉等。

不動産会社を介して行うになるため、スムーズに且少しでも売り手に有利になる様に進められるかどうかは依頼する不動産会社に掛かっています。

信頼できる不動産会社を選びだすためのコツをお伝えしていきます。

  • 自分の物件・状況にあった不動産会社を見つけ出すこと
  • 複数の不動産会社から比較検討する事

自分の物件・状況にあった不動産会社を見つけ出すこと

一つ目のコツは、自分の物件・状況にあった不動産会社を見つけることです。

現在、日本には約12万以上の不動産会社が存在すると言われています。

ただ、不動産会社と言ってもそれぞれに特徴があります。

  • 賃貸を中心とする不動産会社
  • 地方物件を多く扱っている不動産会社
  • 投資物件を紹介する不動産会社
  • 中には悪質と言われる不動産会社も…

色々な特徴がある中で、「あなたの物件のマンションを少しでも高く売りたい」にマッチする不動産会社を選ばないと、マンション売却は成功しません。

参考記事 悪質不動産会社の見極め方

複数の不動産会社から比較検討する事

二つ目のコツとして、複数の不動産会社に依頼して比較検討することです。

同じような特徴の不動産会社でも、査定を依頼すると金額が大きく違うことがあります。

査定でみられるポイントは同じ基準がありますが、査定方法は各社によって違います。

金額の高低も一つの判断基準ですが、売却のサポートが充実している事や少しでも条件を有利にするために動いてくれる担当がいる等の違いもあります。

信頼できる不動産会社を選び出すためには、一社のみで判断するのではなく、複数の会社を比較検討することが重要です。

参考記事 複数の不動産会社に依頼して、本命以外をお断りする上手いコツ

信頼できる不動産会社をみつける方法

信頼できる不動産会社を見つけ出すには、不動産一括査定サイトを利用する事をおすすめします。

一括で複数の不動産会社に依頼ができて、各不動産会社の特徴等も確認する事ができます。

参考記事 一括査定サイトの活用方法

マンション売却で儲かった時の節税対策について

ここでは、マンション売却で儲かったときの節税方法を解説していきます。

マンションの売却で儲かった場合、譲渡所得税が発生します。

せっかく儲けが出たのに、税金の事を知らなくて損をしてしまうこともあります。

売却時の利益にかかる税金対策を把握して、儲けを最大限にしていきましょう。

3,000万円の特別控除を利用する

売却したマンションが、以下の条件を満たす場合、売却によって生じた利益から3,000万円の特別控除を受けることができ、非課税になります。

  • 所有者が、実際にそのマンションに住んでいた。
  • 売却した年の前年、または前々年において、「マイホーム買い替え特例」を受けていない。
  • 所有者が売却年の前年、または売却年の2年前の年に、こちらの控除を利用していない。
  • 売主と買主が、生計を共にしている親子や親戚関係ではない。

マンションを高値で売却した場合、譲渡所得税が発生する可能性があります。

こちらは、マンションの売却価格から、売却にかかった費用を差し引いて、利益が残っていた時に生じる税金になります。

しかしながら、3,000万円の特別控除により、3,000万円までの利益に対して所得税がかかりません。

「10年超所有軽減税率の特例」を利用する

自宅として使用しているマンションを10年以上所有している場合、3,000万円の特別控除と合わせて、「10年超所有軽減税率の特例」を利用することができます。

こちらの特例では、譲渡所得税を計算する際に、下表の軽減税率を適用することができます。

課税長期譲渡所得金額 所得税 住民税
6,000万円以下 10.21% 4%
6,000万円以上 15.315% 5%

マンションの売却益にかかる「譲渡所得税」は、「所有期間が5年以下の場合は39.63%、所有期間が5年以上の場合は20.315%」です。

3,000万円の特例控除を利用しても、譲渡所得が発生する方で、10年以上所有している自宅用マンションを売却した場合は利用しましょう。

いずれの特例も利用するためには、確定申告をする必要があります。

マンション価格高騰の今が、売却で儲けるチャンス!?

国土交通省の発表によると、現在中古マンションの価格が急上昇しています。

コロナの影響もあり需要が大幅増加、住宅価格は1.3倍、マンションは1.8倍にもなっています。

今のタイミングなら高額査定で、購入金額より高値の価格がでる可能性もあります。

まずは、一括査定サイトでマンションの現在の価値を知ることをおすすめします!

参考記事 マンション売却一括査定サイト比較ランキング

まとめ

この記事では、マンションを売却するときに少しでも儲かるポイントを解説してきました。

  • マンション売却時に儲かるためにはいくつかのポイントがある
  • 特に、相場の把握と売れるタイミングを考えること、内覧の好印象等、知識をつけることが大切である
  • マンション売却で儲けるコツは、良い不動産会社に巡り合う事であり、複数の会社を比較検討して自分に合ったより条件の合う会社を見つけること
  • 儲かったときには税金がかかるため、節税対策をしなければ損になってしまう可能性がある事

この記事が、マンション売却時の少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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