☑マンション売却時の「内覧」って本当に必要なの?
☑「内覧」について流れを知りたい
☑内覧のために何か準備をしておくべきなの?
☑内覧を成功させて、売却を早く終わらせたい
マンションを売却する際に、購入希望者が物件を見学し、検討するための内覧を行います。
内覧で、購入希望者に良い印象を与える事ができると、マンション売却を早く良い条件で進めることができる可能性が高まります。
この記事では、内覧の実際の流れを確認しながら、売却を成功させるための事前準備と当日のポイントを解説していきます。
マンション売却での内覧は非常に重要なもの
マンションを売却する上で、内覧は非常に重要な役割を持っています。
購入希望者側の気持ちになると、数千万円の一生に一度かもしれない大きな買い物。
このマンションをあなたから買いたいと思うかどうかを決める為に、内覧に訪れてくれます。
内覧で好印象を与えることができれば、購入希望者の意欲は大きく高まります。
マンション売却時の内覧の流れ
まず始めに、マンション売却時の内覧の流れを確認していきましょう。
- 不動産会社に購入希望者から内覧の予約が入る。
- 内覧の準備をおこなう。
- 購入希望者が内覧に訪れる。
- 購入希望者と交渉をおこなう。
- 売買契約に至る。
不動産会社に購入希望者から内覧の予約が入る
マンションの売却活動に入ると、不動産会社が広告活動をおこなってくれます。
広告を見た購入希望者は、不動産会社に内覧の予約をおこないます。
内覧日の調整は、基本的には不動産会社がおこなってくれますが、急な予約が入ったりすることもあります。
できる限り対応できる様にスケジュールを柔軟に調整しておきましょう。
参考記事 マンション売却の成功のカギは不動産会社選びにある?
内覧の準備をおこなう
内覧の日が決まったら、購入希望者が訪れる前に部屋の準備をおこないます。
購入希望者によっては、ベランダや収納の状態、バスルーム等もくまなくチェックする人もいます。
不要なものは、なるべくトランクルームや実家に移動する等の対策を取っておくと良いでしょう。
部屋の掃除や臭いの対策も必要です。
内覧の際の事前準備に関しては、次の章で詳しく解説します。
購入希望者が内覧に訪れる
実際に購入希望者がマンションの内覧に訪れます。
人によってそれぞれですが、内覧にかかる目安の時間は約2時間は見ておきたいところです。
購入希望者への挨拶やコミュニケーションも大切な要素です。
部屋自体の印象と共に、売主としての印象も良く魅せるのが良いでしょう。
購入希望者と交渉をおこなう
内覧で気に入ってくれた購入希望者の中には、値引き交渉や条件交渉をしてくる方もいます。
購入希望者側も、できる限り良い条件で買いたいと思っている人が多いからです。
相手との条件が折り合えば、不動産会社を介して、売買契約へと進める事ができます。
売買契約に至る
不動産会社に調整してもらい、買主と席を共にして売買契約を締結させ、引き渡しの準備に移ります。
マンション売却を成功させる内覧準備のポイント
マンション売却を成功させるためには、内覧で好印象を与えられるかどうかが大切です。
ただ、時間に限りがある中で内覧を受け入れる方が多いので、優先的におこなった方が良いポイントをお伝えします。
ポイントを抑えて準備をおこなって、内覧日を迎えましょう。
- よく見られる個所を優先的に清掃する
- 少しでも広く見せる工夫をする
- 臭いへの対策も忘れずにおこなう
- ホームステージングを利用する
- 質問への答えを用意しておく
よく見られる個所を優先的に清掃する
綺麗に清掃された部屋はそれだけで購入希望者からの印象を良くする事ができます。
ただし、全てを完璧に清掃できるわけではありません。
そこで、購入希望者によく見られる個所を優先して清掃するのが良いでしょう。
- 水回り
- 玄関
- 収納スペース
水回り
マンションに住むとほぼ毎日使うキッチン・バスルーム・トイレの水回りは、特に気にされる方が多いです。
住んでいて一番汚れも貯まっている部分なので、ハウスクリーニングを入れてピカピカにするのも手です。
玄関
購入希望者の一番初めに目に入るのが玄関です。
第一印象を良くするためにも、玄関は優先的に清掃しましょう。
収納スペース
住むうえで、意外と気になるのが収納スペースです。
そのため、収納スペースをあけて確認したいという購入希望者も少なくありません。
見られることを前提として、整理整頓をしておきましょう。
少しでも広く見せる工夫をする
部屋が少しでも広く見えた方が購入希望者の印象が良くなります。
部屋自体の広さは変える事はできませんが、不要なものは出来るかぎり置かないようにしたり、整頓して広く見えるように工夫をしましょう
臭いへの対策も忘れずにおこなう
部屋の臭いは、多くの方が気にするポイントの一つです。
特にペットの臭いやタバコのにおいは、人によって嫌う人もいます。
住んでいると自分では中々気づきにくい部分なので、十分に注意を払いましょう。
ホームステージングを利用する
ホームステージングとは、プロに部屋のイメージを良くするために演出してもらう手法です。
家具や照明、小物等を効果的に使うことで、部屋のイメージが抜群にあがり、成約率があがることもあります。
多少の費用がかかることもありますが、利用してみるのも良いかもしれません。
質問への答えを用意しておく
内覧の時には、購入希望者から様々な質問がある事が多いです。
その質問に答えられるように、ある程度の想定問答を考えておくのが良いでしょう。
部屋の住み心地から、不具合や不備等の確認、周辺施設や近隣情報など、様々にわたります。
購入希望者に真摯に答える事で、より印象を良くすることができます。
【成約率を上げる】内覧当日のコツ
続いて、内覧当日に好印象を持ってもらえるためのコツをお伝えします。
- 部屋を明るく見せる
- 住んでいる人しかわからないポイントを伝える
- おもてなしの心で迎える
部屋を明るく見せる
内覧当時は、部屋の明るさを全開にしておくことをおすすめします。
カーテンは開けて、すべての照明をつけて置き、部屋全体を明るく見せると、部屋が実際より広く綺麗に見え印象が良くなります。
住んでいる人しかわからないポイントを伝える
物件自体のアピールは不動産会社でもできますが、実際住んでいる人しかわからないリアルなポイントもあるはずです。
お隣さんとの関係だったり、近隣の施設の便利さだったり、お子様の学校関係等は、実際に住んでみて初めてわかる情報です。
生活に関わる情報を伝えると、購入後のイメージがつきやすくなり、成約にプラスに働きやすくなります。
おもてなしの心で迎える
内覧に訪れてくれる方は、大切なお客様としておもてなしの心でお迎えしましょう。
例えば、スリッパを人数分用意するとか、少しくつろげるようにお茶をお出しする等の気遣いがあると、それが印象アップにもつながります。
物件の魅力だけでなく、売主の人柄の魅力も、成約率の向上に繋がります。
まとめ
この記事では、マンション売却時の内覧の流れから事前準備と当日のコツをお伝えしてきました。
- 購入希望者に内覧で良い印象を与えることができれば、成約に大きく近づく可能性がある。
- マンション内覧の目安の時間は2時間は見ておいたほうが良い
- 事前準備は、清掃・臭い・広く見せる等、より良く見せるための工夫をすることが大切である
- 内覧当日は、おもてなしの心をもって購入希望者をお迎えすると良い
この記事が、マンション売却の手助けになっていただけると幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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